日野川(1)上流部の発電所 日野川源流域へ

日野川(2) 中流域の発電所へ

日野川(3) 下流域の発電所へ
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 日野川は三国山・道後山の北面を源に大山の麓を流れ、米子市から日本海にそそぐ約80kmの河川。三国山の南面は江の川系(広島〜島根-約200km)、高梁川系(広島〜岡山-約110km)に分水する。同じ高さの山から比較的短い距離で海に入る日野川は他より急流である。
新日野上発電所
 水量:4m3/S 落差:23m 出力:660kw 平成2年1月発電開始(日南町水力発電公社) 位置
石見発電所
 水量:0.44m3/S 落差:23.5m 出力:90kw 昭和29年3月発電開始(日南町水力発電公社) 位置
←発電所川向の石見神社
 取り入れは河川改修されていますが、発電設備はもとより建屋も相当年季が入っています。
 写真でフライホイルが透けて見えるとおりなんとか運転されています。
 ぜひ手入れがされて残ってもらいたいものです。 (2010/4撮影)
 
 平成27年9月 新石見発電所としてリニューアル運開(諸元は旧発に同じ)

  手入れ叶わず、全面更新という結果になったようです。
  旧水車ケーシングは屋外展示されているようです・・

  写真資料は日南町hp等から引用
日野川第一発電所
 出力:4,300kw 昭和43年1月発電開始(鳥取県) 位置
       菅沢ダム▲ 位置   遠方は花見山1188m
畑 発電所
 水量:0.23m3/S 落差:85m 出力:142kw 昭和33年12月発電開始(鳥取西部農協)
 衛星地図 地理院地図
根雨発電所
 水量:0.25m3/S 落差:68.9 m出力:125kw 昭和34年1月発電開始(鳥取西部農協) 位置
 上の畑発電所と建屋の構造が似通っていることや同じ運営・同じ時期の建設でもあり、同じ設計者の手によるものでしょうか・・
 いずれの小水力発電所とも出力が少ないことや、売電単価の関係で管理や更新費用が捻出できないと聞き、存亡の危機にあるように感じられます。
 この発電所近くには「金持(かもち)神社」があると聞くのですが・・

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